自分の人生を十全に生ききるための学びや、気づき、社会への架け橋として、私は「ライフ・エクササイズ」を紹介させて頂いております。
プログラムは、終末医療(ホスピス)での指導、指圧、按摩、太極拳、滝行等を通して学び、習得してきた様々なトレーニング法を総合し、だれでも優しく学べるものとなってます。
当プログラムの基本は、’90年代にサンフランシスコで週末医療に携わっていた人達に教えていたストレス・マネージメントです。
英語になりますが、当時のフル・タイトルは “Self Care Program for Hospice Caregivers” でした。
例えばの話しですが,プロの職人なら誰でも自分の仕事の道具は自分自身で管理しますヨネ! 自分の「心と身体」を自分自身が生きて行くための「道具」と考えれば、それを専門家と言えども他人任せにして日常の管理を怠れば、良い仕事/いい生き方が出来なくなるのは自明の事ではないでしょうか?
当初の対象は「ケアーギヴァー」に限られていましたが、継続している間に同じワークショップに看護士、医師、教師、警備士、マッサージ士、等が参加してくる様になったので、最近では、”Self Care Program for the Professionals” と呼び方が変わって来ています。
ワークショップですので、一回のクラスは2時間弱になっていますが、プログラムを憶えてしまえば5〜15分以内で自分自身の心と身体に「やすらぎと健康」が甦ってくるような内容になっています。
昨年暮れ/12月始めにマサチューセッツのノースダートマスで開催された講習会で出会ったプロの刑事さんから、『この種のワークショップに自分の同僚も連れて来たいんだが、彼等のストレス・マネージメントというと同僚ばかりが戯れるバーとかクラブへ行って憂さ晴らしをするのが普通なんだ!』と零していたのを思い出します。
彼奴は最近落ち込んでるな、とか、イライラしているな,とかいう友人/同僚などお持ちの方はその人たちに勧めるだけでなく、お誘い合わせの上ご一緒にお出かけ下さい!